こんにちは!
今回は、前回に引き続き、ハンドボールのディフェンスシステムを紹介していきます。
今回紹介するのは、1ー5(イチゴ)と1ー2ー3(イチニサン)です。
それぞれについて、特徴をいくつか挙げながら説明していきます!
〇真ん中の守りを固くできる
オフェンスからすると、真ん中のほうがシュートコースが広く、キーパーとの駆け引きがしやすいので、点を決めやすいんです!
そこで、一番シュートを打ちやすい真ん中の位置に人を置くことで、攻めにくくしています。なので、トップの人の、オフェンスとの駆け引きが重要になってきます!
この人の動きに注目すると面白いかも!?
〇45の攻めに対して弱い
6mのライン上を5人で守らないといけないので、フローターからの攻めには弱くなりがちです…。一人一人の間が広くなるので、横の人のフォローが手薄になってしまうのです。
〇身長差のディスアドバンテージをなくすことが出来る
高い位置で守るので、身長の高い人にロングシュートを打たれて失点をするという場面を減らすことができます。
なので、身長の低いチームがロングシュートを打たれないように使うことが多いのです!
〇試合展開を早くできるので、足を使うチームがよく使う
1‐2‐3では、足を使って積極的にパスカットを狙ったり、相手のミスを誘ったりします。
そしてボールを奪った際に、相手ゴールに近い位置からスタートできるので、速攻がしやすいんです!
〇一つのミスが失点につながる。
1ー2ー3は超攻撃的なディフェンスである分、大きな弱点も存在します。
それは、図を見てもらうと分かるように、一人一人の間が大きいことです。一人一人の間が大きいがゆえに、1つのミスで瞬時に点を奪われてしまいます。
足を動かすことと、連携することがとても大事です!
今回は、1‐5と1ー2ー3を紹介しました。
このような基本事項を押さえた上で実践することで、反省・学びが大きくなると思います。
また、これらのディフェンスシステムは、どれか1つを丸1試合使うのではなく、時間帯や試合展開によって変更することも有効です。
初心者のうちから、ディフェンスシステムの特徴と自らのチームの特徴を考えることは、後々の成長に大きくつながります!
基本を押え、未来の大きな飛躍に繋げていきましょう!!!