初心者から経験者への道

ポジション練習【キーパー】

こんにちは!
今回は、キーパーのポジション練習について紹介していきます。
初心者のうちは、とにかくシュートを受けることも多いとは思いますが、その練習法は数多くあります。また、柔軟やフットワークも軽視されがちですが、非常に重要であり、継続して練習すれば試合で違いを実感できるはずです!

  1. キーパー練習(コース別の止め方)
  2. 名前はまあ気にしないでください(笑)。要は指定されたコースにシュートを打ってもらって止める練習です。この時、重要なのが、止めた際の型やゴールポストとの距離感を考えながら止めることです。また、止めることに必死になりすぎて型を壊しすぎないように注意しましょう。実際の試合ではそうはいきませんが、あくまでボールを止める型を染み込ませるという意味合いが強いため、がむしゃらになりすぎず、常に自分の姿勢を意識してみてください。

    この練習はチームによって異なっていて、一人ずつシュートを打つチームもあれば、何人も連続してシュートを打つチームもあります。また、コースが指定されていることもあれば、シューターが指をさした方向にシュートを打つといった場合もあります。一概に何が良いとは言えませんが、シューターの練習も含めているのか、時間的に余裕があるのかなど状況に応じて使い分けるといいでしょう。

  3. 基礎トレーニング
  4. どのポジションであってもランニングや筋トレなど基礎的なトレーニングは行いますが、ここではキーパーにとって重要度が高いトレーニングについて紹介していきます。

    〇柔軟
    どんなスポーツでも柔軟性は必要ですが、ハンドボールのキーパーは特に柔軟性が求められます。キーパーの動画を見たことのある方はわかると思いますが、キーパーは至近距離からボールを受けるため、足元のシュートに対しては手ではなく足で止めるほうが効率がよいです。そのため、足元の角にシュートを打たれた際には、足を投げ出し、180°近い開脚をする場合があります。
    また、サイドシュートなどでは両手を上げることが多く、脇の下あたりにスペースが生まれ、シュートをよく打たれます。この時、足を素早くあげて脇下のシュートを足で止めることができるのです! これにも足をより高く、スムーズに上げるために柔軟性が必要となります。

    柔軟が絶対に必要とは言いきれませんが、柔軟性が上がれば止めることができる範囲が広がり、止め方のバリエーションが増えるため柔軟性を上げるに越したことはないでしょう。最初のうちは無理をしすぎない程度で、慣れてきたら強度を上げていきましょう。ただし、柔軟は継続すると意外にすぐ柔らかくなりますが、サボると一向に変化しないため毎日続けることが一番重要です。

    〇フットワーク
    フットワークもキーパーにとって非常に重要な練習です。キーパーは相手のパス回しに対して常にこまめに足を動かしています。この時、自分と相手(利き腕も意識)とゴールが一直線になるような位置を取り続け、いつシュートが来てもいいように備える必要があります。これを一試合続けると足の疲労は想像よりも大きいため、練習によって鍛えておく必要があります。

    主な練習法としては、ラダーを用いた練習法や、実際のゴールを用いて距離感などを確認しながらフットワークを取る方法などがあります。フィールドプレイヤーがパス回しをしている際には、ゴールに入って位置取りを合わせる練習を一緒に行うと実践の感覚もつかみやすいでしょう。

  5. パス
  6. 最後にパスの練習です。パスの精度を上げることで、ワンマン速攻(一次速攻)に加え、二次速攻の得点アップに繋がります。特に相手と味方が混在するときに、速く正確なパスを味方に供給できると相手の隙をついて攻めることができます。

    単純なパス精度の向上に関しては、遠投に加えて移動する相手に対してパスを出す練習をするといいでしょう。
    しかし、難しいのが素早い判断です。キーパーがボールを止めたあと瞬時に誰にパスするのか判断する必要があります。この一番の練習はもちろん実践ですが、練習で行う場合は速攻の味方が数的有利(例えばOF二人、DF一人)といった状況下で、シュートを軽く打ってもらうか、ルーズボールを拾ったあとに瞬時に空いている人を判断し、パスを出す練習をするのがいいと思います。これにより全体の状況を見る癖をつけるのがいいでしょう。

今回は、キーパーの練習方法について説明していきました! ただ闇雲に練習するだけではなく、型を意識したり継続して努力することが実を結んでいきます! 継続は力なり!

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