こんにちは!
今回は、フローターのポジション練習について紹介していきます。
いざ、フローターとして上手くなろうと思っても、初心者の内は何をしていいのか分からないものです。今回紹介するものは、練習前などの自主練としても簡単に出来るものなので、がんがん取り入れてみてください。
フローターをやる上で、ステップの取り方はとても重要です。オフェンス中は常に足を動かし、敵味方の位置情報なども把握しておかなければなりません。しっかり前後の動きがとれていなければ攻めにくくなりますし、特に疲れたときは足が動かなくなります。基本のステップをまずは叩き込みましょう!
〇U字ステップ
黒丸がパサーで、黒線がフローターの動線、赤線がボールの動きです。バックステップをしながらボールをパサーに返します。
攻めて、一旦ディフェンスとの距離をとり、再び攻めるという繰り返しの練習になります。パサーからボールをもらうときに、シュートを実際に狙ったりゼロステップを踏んだりすることでより実践向けの練習にすることができます。バックステップをする際に、視点をコート全体に移すことで、状況把握の練習にもなります。
これを10往復1セットくらいで行うと良いと思います。
〇I字ステップ
このI字ステップはより縦の動きに特化したステップになっています。
目の前に強く攻めたい想定で行うといいでしょう。もちろんこの時も、ステップシュートを狙ったり、ゼロステップを踏んだり、状況把握を意識的に行おうとすることが大事です。
〇N字ステップ
N字ステップは、今までのステップより少し分かりづらいかもしれません。フローターの動きとしては、斜めに動きながら攻め縦にバックステップをするというものです。
ディフェンスをかわしながらボールをもらう際に有効な動きとなってきます。この時も攻める瞬間にボールを要求し、バックステップしながらボールをパサーに返すようにしましょう。
続いては、シュート練習です。シュート練習はもちろん一人でやってもタメになります。しかし、より実践的な練習をしたいのなら、枝をたてることが重要です。
工夫の仕方としては、枝にもレベルを作ることです。立つだけにしたり、どれだけ本気で止めにいくかで難易度はかなり変わってきます。また、枝をたてることで、枝を利用したシュートの仕方も身につけることができます。ただ単に打つのではなく頭を使いながらシュート練習をしましょう。
まずはフローター3人でパス回しをしてみましょう。実践を想定してパス回しを行うことで、フローター3人の癖をお互いに掴み、息を合わせることに繋がります。また、この時に、それぞれのステップを取り入れることで、よりそれぞれの動きが自分の身についてきます。パス回しもバカにできません。
ここで重要なのは、パス回しのためのパス回しをしないことです。常に前を狙い、その結果ディフェンスを2枚ひきつけられるように意識しましょう。筆者のオススメは、6対6の練習を行う前にこのパス回しの練習を行うことです。パス回しで攻め方のイメージをした後にすぐ実践に移すことができるので、効率がかなり良くなります。
今回はフローターの基礎的な練習メニューの紹介をしました。この練習法については各チームによって違うものもあると思うのですが、自チーム以外のものも取り入れることでさらなるパワーアップもはかることができます。学ぶ姿勢を持ち続けましょう!
そして初心者の方で、何か困っていることなどあったらコメントにて教えていただければと思います!