初心者から経験者への道

ポジション紹介【フローターの役割】

こんにちは!
今回は、ハンドボールのポジションの中でも花形と言える、フローターの役割の説明を行っていきます。

フローターは「点取り屋」なイメージが強いと思いますが、それだけではない役割もあります。
また、初心者の内はどう動けばいいかも全く分からないものです。
動き方を頭に入れつつ、実践していきましょう。

  1. フローターの役割
  2. 〇ロングシュート・ミドルシュート

    フローターの役割として言うまでもないのが、ロングシュートやミドルシュートを決めること。
    フローターは、全ポジションの中で最もシュートを打ちやすい位置にいます。そんなフローターがゴールと遠い位置からシュートを決めることで、ディフェンスは前に出なければならなくなるので、とても守りづらくなります。

    単純にフローターが点を決めると、優位に試合を進められるので、楽になるということなんですけどね…。

    〇サイドへのパス

    フローターの役割として欠かせないのが、サイドへのパスです。
    ロングシュートやミドルシュートを決め始めるとディフェンスが前に出始めるので、間が広くなります。すると、1枚目は2枚目に寄り始めるので、サイドが比較的広くなるのです。
    そんな時に、サイドへパスを出すことでディフェンスの頭には、シュートとパスという守るべき選択肢が増えるので、非常に守りづらくなります。

    そうでなくても、パスをまんべんなく回すことは、ディフェンスの守りづらさに繋がっていきます。
    是非、自分が活きるだけでなく、他人を活かすプレーも考えながらフローターをやってみてください。

  3. フローターの狙いどころ
  4. 〇シュートの目安は9m

    遠目からのシュートを打ちたいなと思ったら、目安は9mラインです。9mラインに自分がいて、ディフェンスが触ってきてなければ、思い切って打ってください!
    しっかり助走をつけられて、キーパーを見て打てば、9mから打って入るはずです。
    9mから打たなければ、ディフェンスとしては出る意味がないなと判断できるので、かなり不利になります。

    初心者の内から積極的にシュートを狙うことで、決めやすい状況やコースの感覚を掴んでいきましょう。

    〇ディフェンスが上がってきたら、かわす

    遠目からのシュートを狙っていくと、自然とディフェンスは前に出てきます。
    その時が狙い目!!
    ディフェンスをかわして、カットインを思い切って狙ってみてください!
    そこからシュートに行けなかったとしても、横のディフェンスが寄ってくると思います。その時点でこちらの勝利。横にパスを回してしまえば、ディフェンスはずれている状態なので、オフェンスは一人余っています。

    ディフェンスをかわす際のポイントとしては、ボールのもらい方を工夫することです。ボールをもらってからかわすのではなく、ボールをもらいながらかわすことを意識しましょう。
    かわしきるのは難しいと思いますが、思い切って動けば、ディフェンスを引き寄せることはできます。初心者の内は、思い切った攻撃を積極的にしていきましょう!

    〇ワイドの位置もとる

    カットインを狙いたいときは、是非ワイドの位置を取ってみてください。ワイドの位置とは、サイドラインぎりぎりのことです。
    ワイドの位置を取ることによって、ディフェンスの視界の外に出ることになります。さらに、守ろうとすると大きく動かなければなりません。

    シュートを狙おうとすると高めの位置に待つことになると思いますが、ワイドの位置とも使い分けることによって、相手をどんどん混乱させましょう!

今回はフローターの役割について説明していきました。
言葉で言うほど簡単ではないとは思いますが、動きを工夫しながらやると楽しさ倍増です!色々な役割や動きを楽しみながら練習していきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です